俵万智さんとの対談

新潮社のご協力のもと、憧れだった歌人、俵万智さんとの対談を実現することができました。

私は15歳のころ、俵さんの「四万十に光の粒をまきながら川面をなでる風の手のひら」という歌に感動し、作家としてのジャンルは違えど、対談したい人は?と聞かれたらつねに俵さんの名前を出してきました。


とにかく聡明で万物に対ししっかりとした意見をもっている方で、私のあと10年はくすぶり続けていたであろう悩みが、たった数時間の対談により浄化されたような気がしました。

背中を押して頂くようなご意見もいただき感謝。


今回は10月8日から日本橋髙島屋で開催される個展と来年刊行予定の画集に関連した企画でしたが、俵さんの最新著書「生きる言葉」(新潮新書 めちゃくちゃ売れてます)が刊行され間もないタイミングでしたので、話題も尽きず時間があっという間に過ぎました。

日本画と短歌の共通性や、余白の意識、AIが生み出す芸術との関わり方などを話しておりますが、詳しい内容は雑誌や画集を手に取っていただければと思います。


追伸 会場を提供して頂いたアートIDの箱﨑様、ドンナ・セルヴァ―ティカの古屋敷様、本当に有難うございました。

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