<コラム> 謝恩会にて思う

昨日は東京藝術大学の卒業式&謝恩会。
 
卒業生達の今後の予定について何人かと話す機会があったが、大学院へ行かない学生もアニメ制作会社やゲームデザイン会社に就職が決まっていて安堵。
 
藝大は就職への指導に欠け、多くの無職、行方不明を生み出す大学だと偏った声ばかりが目立つが、それぞれの未来が分かれていくのは学生それぞれの種類の違いであり、環境の問題ではないはず。大学院や博士に進もうが、フリーになろうが、就職しようが、何にせよ大きな希望をもって次のステージへ向かう彼らの後ろ姿はキラキラしていて頼もしかった。
 
技術者として生きていくことは、作家であろうが会社員であろうが厳しい世界には違いないが、好きな事を仕事にできる喜びは決して忘れてはいけないと思う。新入生もSNSなどを通して多くのネガティブな情報を仕入れて入学してくる時代だが、入学式では大きな希望を持った眩しい顔を見せてほしい。

 

 

 

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